将軍関係



将軍関係 N001

日光御社参

天保14年(1843) 34.5×48.5

		
"日光御社参 天保十四庚卯年四月
下総国葛飾郡中田町
武蔵国埼玉郡栗橋町
之間■川御船橋之図
一 横幅三間
一 左右男柱より男柱まで百八十間
一 川中百四十二間
一 高瀬船五十一艘各土俵ノ■
一 桧舟綱二筋つつ廻り一尺六寸
一 ■■■一ツ一貫目■■■■ツツ
社■■■■■其上
■■■ニ■何も大総かすがい
にてくミ立申候/御船麒麟丸
付け之船数多"		

将軍関係 N002

御猪狩御場所図

嘉永2年(1849) 34.5×48.5

		
"御猪狩御場所図
嘉永二酉年三月十八日下総国
葛飾郡小金か原御狩数十里の広野
にして四方に土手を築矢来を補理御場所
改営御荘厳付其外仮家軒をつらね広
大成事言語に尽くし難くして一番二番三番
手勢達狩出し勢子の人歩へ数十万鉄砲
打立■■也は鯨浪の声を発ス先一番手に
数十疋■を打取り上におゐて御自身
御手を下し猪を打取り為ふ田安一橋御館
を始として越後福山の主諸人にぬきんで
水際立て見へたりけり衆人の耳目を
おどろかし其外諸手におゐて高名
挙て算置しかかる目出度さらぬ
御代に見る人聞く人子々孫々に
いたる迄伝へ度事候也
{中略}
下総国小金ヶ原
御猪狩御成
御道行十七日
夜子刻大手
出御より
小笠原様御門前
通りときわ橋
御門通り大伝馬町
より横山町
両国より
御船にて
大川千住宿
小菅ちバ
亀有しん宿
松戸小金
御本陣 "		

将軍関係 N003

小金ヶ原御用掛御役人付

嘉永2年(1849) 48.5×69.5

		
"小金ヶ原御用掛御役人付
御老中
十万石■[カ]備後フク山
〓[家紋] 阿部伊勢守
七万四千石ヨ越後長オカ
〓[家紋] 牧野備前守
七万七千八百五十石下野ウツノ宮
〓[家紋] 戸田山城守
六万石三州西尾
〓[家紋] 松平和泉守
御若年寄
二万三千石■[カ]武州岩ツキ
〓[家紋] 大岡主膳正
二万石奥州泉
〓[家紋] 本多越中守
一万石江州三上
〓[家紋] 遠藤但馬守
御奏者番
三万二千石フンゴ許筑
〓[家紋] 松平市正
二万二千石タンバツシ手山
〓[家紋] 朽木近江守
四万石スン州田中
〓[家紋] 本多豊前守
二万石三州挙母
〓[家紋] 内藤丹波守
御側衆
五千石きし橋外
〓[家紋] 本郷丹後守
二千石九だん下
〓[家紋] 竹本主水正
御書院番頭同組頭
三千表本所三ツメ
〓[家紋] 逸見甲斐守
一 二百石平川十右衛門
表六ばん丁
五千石本所二ツメ
〓[家紋] 関播磨守
二 三百石小倉新左衛門
小口一
三千石下谷池ノはた
〓[家紋] 加藤伊予守
三 五百六十三石■小栗右膳
本所石ハら
御小性組番頭同組頭
三千百三十七石ヨ
〓[家紋] 跡部能登守
ゆしま五丁メ
一 五百石竹川若兵衛
うら六ばん丁
五千五百三十三石
〓[家紋] 坪内伊豆守
二はん丁
二 二百五十石今福伊職
市谷さない坂
七千石
〓[家紋] 池田田[甲力]斐守
三 七百石柳沢伊兵衛
御小性組御番格
〓[家紋] 平岡丹波守
五百石御用御取次見習昌平ばし内
大小名供奉御用掛
{以下略}
{袖}嘉永二年
{奥}英光堂蔵板"		

将軍関係 N004

御用掛御役人

嘉永2年(1849) 23×31

		
"御用掛御役人
御老中様
御若年寄様
乍恐当三月十八日小金原
御鹿狩御目出度相済候へは
先一ノ手之御高名ニハ鹿二百疋
二ノ手御高名しし四百疋三ノ手
しか百疋四ノ手熊五十疋
五ノ手鹿五十疋しし三十疋
六ノ手うさき二百疋しか百疋
七ノ手いろいろ毛物凡五百疋
打取まことに目出度御狩也
{上段}堀尾主水様しか十疋
山口但馬様しし十疋
横田貢様しか二十疋
早川十三郎様しし二十疋
同金之助様しか十疋
森玄蕃様しか五十疋
加藤大五郎様しか五十疋
吉川九八郎様しし二十疋
{下段}大関力弥様しか二十疋
平野瀬平様 同
畠山虎之助様 同
朝日奈登様 同
石川八郎様 同
福島吉兵衛様 同
金山彦八様しし二十疋
海野平吉様 同
山中狩之助様 同
並木松之助様 同
竹林青助様 同
梅田秀吉様 同"		

将軍関係 N005

将軍御宣下御目出度行列

嘉永6年(1853) 22.5×30.5

		
"嘉永六丑十一月二十三日
将軍御宣下御目出度行烈
束帯之節轅
従三位
尾張中納言様
従三位
水戸中納言様
従三位
紀伊中将様
従四位中将
井伊掃部頭様
従四位侍従
酒井左衛門尉様
酒井豊次郎様
四品
大久保加賀守様
四品
立花左近将監様
津軽大隅守様
従四位侍従
藤堂大学頭様
従四位侍従
松平越中守様
従四位少将
細川越中様守
従四位侍従
松平式部大輔様
松平時之助様
松平十郎麿様
酒井勘解由様
四品
松平備後守様
従四位上少将
松平三河守様
従四位少将
松平讃岐守様
従四位侍従
者
松平宮内大輔様
松平日向守様
松平〓[金へんに賞]之助様
松平〓{石へんに斎}三郎様
{図上部右から}従四位少将
松平摂津守様
従四位少将
松平左京大夫様
正四位中将
松平大学頭様
従四位侍従
松平播磨守様
正四位上中将
松平越後守様
正四位下中将
松平越前守様
{図下部右から}従
三
位
尾張
中納
言
様
従三位
水戸
中納
言
様 "		

将軍関係 N006

和宮様御悦礼御参奉中仙道御固衛御大名付

文久1年(1861) 23.5×30

		
"和宮様御悦礼御参奉中仙道御固衛御大名付
{上段}和宮様御参幸之節
御道中筋御先御跡御固衛
京都より大津まで 三里
丹波亀山六万石 青山下野守
山しろ淀十万石 稲葉長門守
大津より草津まで
江州ぜぜ六万石 本多主膳正
くさつよりゑち川迄 七り
三上二万二千石 遠藤民部太輔
水口二万五千石 加藤越中守
大ミぞ二万石 分部若狭守
仁正寺一万八千石 市橋壱岐守
山上一万二千四百石 稲垣若狭守
ミや川一万三千石 堀田加賀守
ゑち川よりさめが井迄 六り六丁
江州彦根三十五万石 井伊掃部頭
醒ケ井よりたる井まで 五り
和州郡山十五万石 松平時之助
垂井よりミゑじ迄 三り二十丁
ミの大垣十万石 戸田釆女正
御願寺よりうぬま迄 六り三十二丁
かのふ三万二十石 永井肥前守
太田より木曽路十九宿
凡三十七り二十丁之間にへ川迄
尾張殿御固
{中段}本山より下すわ迄 五り十八丁
まつ本六万石 松平丹波守
下諏訪よりわだまで 五り半九丁
高しま三万石 諏訪因幡守
和田よりあしだ迄 二り十六丁
いい山二万石 本多豊後守
芦田より岩村田まで 四り七丁
こもろ一万五千石 牧野遠江守
岩むらたより追わけまで 二り半七丁 
岩村田一万五千石 内藤志摩守
すさか一万五千石 堀長門守
追分よりさか本まで 五り六丁
沼田三万五千石 土岐山城守
いいだ二万七千石 堀岩見守
坂もとよりあんなか迄 四り十六丁
上安中三万石 板倉主計守
安中より本庄まで 七り二十五丁
たか崎八万二千石 松平恭三郎
いわつき二万三千石 大岡兵庫頭
おかべ二万二百五十石 安部摂津守
本庄よりおけ川まで 十一り二十五丁
忍十万石 松平下総守
{下段}桶川より板ばし迄 八り二丁
十一万石 阿部鏡次郎
古河八万石 土井大炊頭
和宮様御参向之節御道中筋
御輿御先御供御警衛
大津よりゑち川迄 十一り
かめ山六万石 石川主殿守
ゑち川より赤さか迄 十三り
ひこね三十五万石 井伊掃部頭
赤坂よりうぬま迄 九り
大がき十万石 戸田釆女正
本やまより和田まで 六り半
上田五万三千石 松平与十郎
高遠三万三千石 内藤駿河守
わだよりくつかけ迄 十四り半
まつしろ十万石 真田信濃守
沓かけよりさか本まで 三り半五丁
■■[虫喰]三万石 松平摂津守
いせざき二万石 酒井下野守
坂もとより本庄迄 十二り余
高崎八万二千石 松平恭三郎
本庄よりおけ川迄 十一りヨ
桑名十一万石 松平越中守
桶川より清水御館迄 十り
ひめぢ十五万石 酒井雅楽守
{袖}文久元年十月大吉日
{奥に異筆}中仙道六十九次百三十四り半余 "		

将軍関係 N007

絲毛御車行列並御役人付

文久1年(1861) 31.5×41.5

		
"絲毛御車行列並御役人付
○従 御所御差副
御母公橋本故大納言実久か御女観行院殿
御局庭田家御女宰相典侍御局
御女臈おすゑおはるおのぶ
御下のとうめまつへ
御乳ふじ御乳
御年寄たましま
○従 御江戸御迎御上臈
清水谷家御女花園殿
表使村瀬
御仲居御使番一人
御使番一人
一皇女内親王
和宮様
{絵画内文章省略}
{中段}○供奉御公卿方
正二位 〓[家紋] 中山大納言忠能卿
菊亭号従二位 〓[家紋] 今出川中納言実順卿
従三位左中将 〓[家紋] 橋本宰相実簾卿
正三位 〓[家紋] 萩原刑部卿員光卿
○同殿上人方
正四位下 〓[家紋] 今城左中将定国朝臣
同 〓[家紋] 千種左少将有文朝臣
従四位上 〓[家紋] 岩倉侍従具視朝臣
従四位下 〓[家紋] 富小路中務大輔敬直朝臣
正四位下 〓[家紋] 橋本大夫実梁朝臣
同 〓[家紋] 小倉大夫長李朝臣
○前駈六位蔵人
正六位下 〓[家紋] 北小路左近将監俊昌朝臣
○奉行職事後騎
正四位上 〓[家紋] 葉室右大弁長順朝臣
○御列外御用参向武家伝奏
従一位 〓[家紋] 広橋一位光成卿
従三位右少将 〓[家紋] 野宮宰相定功卿
{横書きで}前駆諸大夫十人
後藤縫殿頭
山本伊予守
生島宮内権大輔
木村東市正
朝山宮内権少輔
石井治部少輔
森沢丹後守
隠岐肥後守
中川宮内少輔
青木右京亮
{下段}惣御用掛御所司代
若州小浜十万三千五百石百御役知十万石
少将 〓[家紋] 酒井若狭守
御用掛和田翁助
公用人奥津吉蔵
調役江口高助
同 高木作右衛門
御用掛並供奉
京東町御奉行 二百俵
〓[家紋] 関出雲守
御用掛与力加納繁三郎
山田百三郎
石島牧之助
上田学太郎
森孫六
同心組頭 大河原千蔵
平尾四■蔵
島原勘蔵
同西町御奉行 二百俵
〓[家紋] 原伊予守
御用掛与力熊倉市太夫
飯窪弥一郎
渡辺金三郎
金井小平太
同同心平川鉄蔵
岩本孫四郎
御用掛並御供
禁裏御付 二千石
大久保大隅守
御用掛与力長田■左衛門
西村庄五郎
同 三千石
〓[家紋] 阿部越前守
御用掛与力富田又平
■本文蔵
同 千二百石
〓[家紋] 滝川播磨守
御用掛与力{この下塗つぶし}
供奉公卿方御馳走役
十万石
〓[家紋] 溝口主膳正
伝奏御馳走役
六万石
〓[家紋] 加藤出羽守
一万七千七百石
〓[家紋] 島津淡路守
同御控 三万石
〓[家紋] 松平伊勢守
五万石
〓[家紋] 堀左京亮
御老中六万八千石
〓[家紋] 久世大和守
若御年寄 一万石
〓[家紋] 酒井右京亮
御留守居
三千百三十七石ヨ
〓[家紋] 跡部伊賀守
御目付 二千五百石
〓[家紋] 松平備後守
{袖}時文久元辛酉初冬御参幸 御道筋中仙道 "		

将軍関係 N008

内親王和宮様清水御屋形ヨリ御城御入車

文久1年(1861) 11×28



		
"内親王和宮様清水御屋形ヨリ御城御入車
中山大納言
今出川中納言
橋本宰相
萩原刑部卿
清水御屋形ニて
御休息夫より大手迄
檜板ニて巾一尺厚サ
一寸五分ニして三十枚並
是を地へうめ置大手より
平治 [ママ] 御門へ御入車
此度宮様御下向ニ付京三条橋
詰へ立候御高札之写
一此度和宮様関東下向
ニ付士農工商ヲ初天狗以下
鳥獣ニ至る迄可拝者也
酉十月
諸御大名様へ差出之写
和宮様御下向之節御道中
御率先御臨御道■左之通相心得
御警衛候様可致候尤武■人数
高等之儀は御供御目付へ可相伺候
和宮様京都表当十月二十日
御発車御道中二十三泊ニて
江戸表へ御着ニ相成候
一 板橋宿より巣鴨通り駒込片町より
森川宿本郷通り神田明神前通り
旅籠町昌平橋通り松平左衛門尉様
御屋敷前脇右ニ小川町通太田筑前守
様御屋敷脇より板倉主計頭様御屋
敷脇左へ一ツ橋御門内右へ竹橋御門
内清水様御屋形へ御越表ニて
御休息有之御城へ御入車
槍術並弓術兼
剣術兼加藤平九郎
柔術兼勝頸三郎
剣術同竹内新五郎
手利剣同山本敬次郎
炮術同津野金三郎
強弓同岩田半太郎
弓術同加藤忠左衛門
軍学同内藤源助
兵法同長崎熊之丞
剣術同近藤栄太郎
長刀同矢部勝太郎
棒術同中沢三左衛門
柔術同石渡合之助
半弓同粟津孝之助
両刀同森川新七郎
炮術同廣戸七之助
剣術同神保祐吉
三ツ道具同服部植次郎
炮術同川口庄左衛門
手利釼同真野竹蔵
強力朝比奈瀬兵へ
剣術同島田六之助
水連同疋田鐘次郎
馬術同羽田彦太郎
修行人松下大之丞
青柳金之助
柔術世話心得
村山栄蔵
〆二十七人
剣術炮術兼
鎌兼戸田八郎左衛門
長刀同伊庭軍兵へ
馬術同今城登代太郎
炮術同中根芳三郎
同小幡左衛門
同間宮鉄次郎
手利剣同須藤兵庫
棒術同神谷縫殿助
軍学同阿部勝三郎
強力加藤権三郎
弓術同杉田勝太郎
長刀同金田英之助
柔術同榊原畝十郎
早足布施信三郎
鎌同田代愛之助
手利剣同戸田祐之丞
剣術同沢隼之助
強弓同森川紳四郎
馬術同彦坂丹右衛門
炮術同井口博之助
水練同大塚辰三郎
棒術同竹本伊三郎
修行人松倉仁之丞
〆二十三人惣人数五十人なり
右宮様御下向ニ付御道中
御警固被仰付候講武所より
御撰ニ相成候槍之達人
上京被致候
京都御迎江戸表御暇之節
御上様ヨリ拝領物
若御年寄御道中十万石格
加納遠江守
御召御羽織一ツ
金十五枚
御時服五ツ
外ニ御手当金一万両
此度京都迄御迎ニ付参内傘
御免ニ相成国主たり共参内なきハ不免
金十五枚
御時服三ツ
御羽織一ツ
御留守居同一万石格
跡部伊賀守
金七枚
御羽織一ツ
御時服三ツ
禁裏付
滝川播磨守
金五枚
御時服三ツ
御羽織一ツ
和宮様御用人
鈴木安房守
同
御目付
小倉但馬守
同
御使番
和田伝右衛門
同
小出中務
金七両
御時服二ツ
御羽織一ツ
御徒頭
諏訪庄右衛門
同
塚原重五郎
同
仙石播磨守
同
岡三四郎
同
小野整三郎
同
高尾惣十郎
金三枚
御時服二ツ
奥御右筆中村又兵衛
同
久野正六郎
此外御役人多シ "		

将軍関係 N009

御上洛御供御名前付 上

文久3年(1863) 22×30

		
"御上洛御供御名前付 上
来ル二月
御上洛之節御先ヘ可被登候
高家京極丹後守
有馬兵部大輔
織田宮内大輔
土岐出羽守
同断之節御先供
榊原式部大輔
講武所奉行御旅奉行
大関肥後守
御書院番頭
赤松左衛門尉
松平筑後守
御小姓組番頭
黒川備中守
小笠原志摩守
同次席
林大学頭
大目付
岡部駿河守
浅野伊賀守
講武所砲術師匠役
下曽根甲斐守
御目付
神保伯耆守
大井十太郎
山口勘兵衛
服部帰一
大久保権左衛門
長井五右衛門
杉浦正一郎
御使番
小出五郎左衛門
能勢大三郎
御使者
須田五右衛門
石野民部
小出内記
牧野左近
講武所頭取
松平沖
御書院組与頭
内藤甚三郎
横田新兵衛
御鉄砲方
田村四郎兵衛
井上左太夫
御徒頭
諏訪庄右衛門
仙石播摩守
戸田寛十郎
渡辺春三郎
本多隼之助
小野惣三郎
講武所頭取
津勘七郎
一色仁右衛門
表御右筆組頭
神沼左太郎
御賄頭
刀石勝之助
御細工所頭
石場斎宮
御用中御鉄砲方
江川太郎左衛門
{以下略}"		

将軍関係 N010

御上洛ニ付拝領銀被下置候事

文久3年(1863) 36×48.5

		
"御上洛ニ付拝領銀被下置候事
大樹様元和九癸亥年七月十三日御京宿今文久三年まて二百四十一年ニなる
京都町人共へ銀一万貫目拝領被仰付候事
大樹様寛永十一年甲戌七月十一日御京宿今文久三年まて二百三十年ニなる
閏七月京都町中年寄共二条御城内へ被為古寄柳生
但馬守殿御取次ニて○公方様へ御目見申上候処但馬守殿
被仰付候者京都町人共御上洛目出度奉存御礼被出候段
公方様ニも御満足ニ被思召候就夫 台徳院様御上洛之
節者科領銀一万貫目被下へも此度ハ半分ニて御残念に
思召され候へとも拝領仕候様被仰付町人共難有奉存候御事
町数六百二十五町上京二条北がハよりの分軒数一万七千三百二十三軒
同二十八町大仏外掘内之分七百三十二軒
同五百五十六町下京二条南表よりの丁数一万五千百十二軒分
同六町三条寺町より東之分二百三十八軒
同百十四町両本願寺地内分軒数千四百六十九軒
惣数合三万四千八百七十四軒役是ハ右書ニ有候侭写し候
右五千貫目拝領銀此数に割付一軒ニ付銀百三十四匁八歩二厘ツツと云
今般大樹様御上洛文久三亥年三月四日御京宿
亥三月九日明六ツ時右京組之惣代年寄五人組三丁宛
御召出シニ相成則御白州にて結構ニ被仰渡御銀頂戴仕候
西御町奉行瀧川播磨守様
東御町奉行永井主水正様
大御目付伊沢美作守様
御目付大久保権右衛門様
御徒目付伊藤治郎介様
御小人目付彦根銀次郎様
御使池永亀三郎様
右列座
拝領金 銀五千貫目代り金六万三千両
{囲みの中}二歩判金六千二百両入亥一月五日十箱 外ニ 紙包 金百両包 十包
右如旧例之様例へ並有重立たる者夫へ手箱ニて門前ニて車二輌へ積
御請斗洛中町人惣代へ
御上洛之為御祝付洛中町人共へ銀五千貫目被下候間冥加之程難有
可奉存候右金六万三千両下ケ渡候間頂戴可致候
右之通被仰渡金頂戴仕冥加至極難有仕合奉存候尤割渡し候義
夫々勘弁仕相応ニ割渡し候様可仕候是又其段被仰渡候ニ付
奉畏候仍之請事奉差上候以上
文久三亥年三月九日
洛中惣代
洛中軒数三万七千六十四軒二歩上一万八千二十軒半
下一万八千四十三軒七戸
洛中町々裏借家ニ至迄金一両一歩一朱分
五十六文拝領仕候有難仕合君か代万々歳祝候
両本願寺地内町々同様ニ被仰付候"		

将軍関係 N011

道中行列の次第(仮)

不明 23×31.5

		
"大井川御越之節ハ
島田宿之御防上下千人
川崎へ御籏百ぽん
其外川役人東西南北
を相守金谷宿も右同断
御輿之廻り三百人御左右水除
人足綱引人足とも五百人
御先長持百棹
御用人御先乗五千石ノ格
御引馬五十八
番頭騎馬小頭付
長柄百本
物頭騎馬小頭付
御弓百張
物頭騎馬小頭付
鉄砲百丁
御供駕百挺何れも諸士方
当日御長持百棹
御跡挾箱四ツ御持鑓三本
御駕服五十人御陸尺三十二人
立笠台笠御馬印
伊達道具十本
御先挾箱御刀たんす三
足軽五十人
御打物御持弓御持筒
御奥具足びつ御はたざほ
御幕箱
御乗替馬七匹何れも虎の皮
くらおび騎馬乗五十騎
御徒士五十人
御本陣御休ノ節
幕割宿割御先へ
上下三十五人
御つつら馬七ツ騎馬乗五十騎
御供方鑓持三百八十二人
御供具足持三百八十二人
御手廻り 五百五十人
御供合羽駕八十荷両掛八十
御供挾箱五十
てうちん持三百二十人
供ノ竹馬三百人
右ノ外駄賃乗数多有之
といへども其あらましをここニ
略す 人数七千五百人余"		

将軍関係 N012

行列図(仮)

不明 23×30.5

		
"{前略}
松平筑前守様
藤堂和泉守様
松平美濃守様
松平内蔵頭様
上杉弾正大弼様
松平土佐守様
細川兵部大輔様
有馬中務大輔様
伊達遠江守様
同大膳大夫様
南部甲斐守様
丹羽左京大夫様
津軽越中守様
御装束束帯
■轅但シ輿は
絹徳長絹八徳
白張掛素袍
有家格
此外
御大名様方
諸御役人様方 "		

将軍関係 N013

京都御名代様行列付

不明 23×30

		
"京都御名代様行列付
従四位左中将
松平出羽守
従四位侍従
武田大膳大夫
従五位下侍従
織田大蔵大夫
先
御鉄砲百挺
鉄砲奉行
馬乗一人
御弓百挺
御弓奉行
馬乗一人
御鉄砲百挺
鉄砲奉行
馬乗一人
御長柄百本
長柄奉行
馬乗一人
御鉄砲玉薬箱入荷
御矢箱五荷
大筒三挺
人数
御先馬七疋
御家老押
大橋茂右衛門
仙石猪右衛門
朝日千助
柳田佐太郎
乙部九郎兵衛
高田亘人
塩見恒左衛門
有沢権五郎
石原九左衛門
二本とも黒らしや
中老
望月円徒
袴田但見
平賀縫殿
柳田多波口
斎藤中
黒川又左衛門
殿様
御乗物
御側
百人
御供頭
一人
御陸尺
三十六人
渡辺藤原
石原弥八
志立伝八
棚式膳
高橋九郎左衛門
右騎馬
三十五人 "		

将軍関係 N014

京都御名代行列付

不明 23×89.5

		
"京都御名代行列付
{一枚目上段}御鉄砲四十挺
せうすミび
御奉行
馬上
一人
{二枚目上段}御弓五十筋
御奉行
馬上一人
御槍五十筋
黒のつミげ
御馬十六疋引
御押二十人
御小性三十人
御供方六十人
御広方六十人
御手馬廻り三十人
御六尺三十六人
御つづら馬
但錦ニてくじやく
羽ねおり七枚かさね候
御具足箱一ツ
御籏箱二十挺
御刀ばこ二人
御具足箱三ツ
かつばかご三荷
御手だんす二ツ
差料押方二人
{一枚目下段}御家老
だいかさ一本
たてかさ一本
扇の地がミ鑓二ツ
たてどうぐ
黒のつミげ
御家老
御うち物
だいがさ
たてがさ
国はくま鑓二本
だて道具白つミげ
凡十万石程格
御茶びん持二人
御坊主衆二人
御いし十二人
御右筆二十人
御広間方三十人
御持づつ十挺
同弓十筋
御あとのり二人
御召替馬明■
一惣あじろ
花あふへの
御門付帳出シ
御のりもの
但し黒棒
御あとはこ七ツ
{二枚目下段}だいかさ三本
たてかさ三本
御道ぐ二本
なげしの手やり
御馬上
御供頭二人
御納戸二人
御すだり二人
御小性二人
御側衆二人
御たか持六人
御かち二人
御口とり二人
但シ外
御供三十人
一御なげし二本共
らつこ皮
はくま
の
やり
御達道具
金御門おうし惣朱
ぬり御先はこ六ツ
御曲録
御かふどたち二人
{三枚目上段}雲州松江城主十八万六千石 従四位左少将松平出羽守様
御本丸様御さしそへ 従四位侍従武田大膳太夫様
西ノ御丸様御名代 従五位下侍従織田大蔵大輔様
西の御丸様さしそへ 武田左京太夫様
御家老四千三百五十石 乙部九郎兵衛様
同三千五百七十石 三谷忠太郎様
同千石 小田集人様
御近習頭五百石 間瀬源蔵様
御番頭八百石 松原五郎太夫様
同五百石 志立伝八様
御用人三百石 大塚久太夫様
同三百石 朝比奈猪兵衛様
同付二百石 沢新五右衛門
同二百石 住江三左衛門
御者頭三百石 有馬藤助様
御鉄炮あづかり四百石 赤木数馬様
御側役四百石 和多田奥八様
同三百石 広田右馬様
同三百石 小田佐一兵衛様
同二百三十石 熊谷彈次様
同二百石 定方九郎右衛門様
御組外三百石 棚橋甚八郎様
同三百石 小日坊数尾様
二百石 増田善蔵様
御弓奉行 三谷半蔵様
同 兼藤茂右衛門
御留居四百石 望月兎毛様
同二百石 上川権左衛門
同二百石 清水銀八様
御納戸同二百石 正井茂兵衛様
同三百石 石原佐助様
同三百石 山内藤左衛門様
同二百五十石 安藤太郎兵衛様
同二百五十石 岡野権十郎様
御使番百八十石 大野丹助様
同二百石 樋口儀左衛門様
御供之御人数
一万余御目出度ニ付"		

将軍関係 N015

鹿狩役人付(仮)

不明 23×31

		
"御鹿狩御掛り
御老中
阿部伊勢守
若御年寄
大岡主膳正
大目付
柳生播磨守
御目付
遠山半左衛門
土谷鉄之丞
御使番より御目付代り
松平豊後守
吉川一学
大久保右近将監
御小性
柴田摂津守
竹本隼人正
御小納戸頭取
杉浦内膳正
江原出羽守
河尻式部少輔
大御番頭
土岐丹波守
大岡紀伊守
荒尾土佐守
山名壱岐守
高木讃岐守
永田豊後守
入江清兵衛
宮城訳五郎
中山藤一郎
和田伝右衛門
竹内五六左衛門
鈴木栄次郎
太田主計頭
松平田宮
鵜殿大学
小笠原十右衛門
平岡石見守
秋山兵三郎
須田内匠
渡辺恵三郎
小笠原美作守
鍋島内匠頭
近藤石見守
遠山安芸守
大久保淡路守
大久保豊後守
竹本長門守
菱沼三五郎
渡辺栄五郎
松平金之丞
能勢相模守
久永石見守
小笠原長門守
松平主計頭
神保伯耆守
多賀三右衛門
角南覚之丞
田中唯一
稲生出雲守
井関貞之丞
江原孫三郎
依田半之助
御本陣番頭
辺見甲斐守
加藤伊予守
菱沼淡路守
酒井対馬守
新見豊前守
向井将監
吉川対馬守
松平九郎左衛門
佐々木三蔵
加藤源左衛門
山本五郎左衛門
戸田阿波守
佐野備後守
石河壱岐守
朝倉勘四郎
志村鉄太郎
鈴木多膳
河原清次郎
朝比奈兵八郎
横田筑後守
土岐周防守
関播磨守
御小性組番頭
近藤遠江守
菱沼左京
島田十郎左衛門
服部七五郎
千村千万太郎
青木虎之助
奥津仲
小倉九八郎
向源次郎
建部卯之助
松平伊織
斎藤左衛門
小浜熊之助
跡部熊太郎
竹田甚五郎
荒尾平八郎
臼井内記
天野鉋之丞
川口志摩守
山名壱岐守
坪内伊豆守
土岐豊前守
御休息御方之者
山里御座候者
▲一ノ組合へ仁木二郎八郎二ノ組合へ酒井織部三ノ組合へ稲垣金之丞四ノ組合へ大久保外記但本多隼之助
水野甲子次郎▲戸田能登守戸川助次郎一条邦之助▲松平十郎兵衛瀬川主殿
松平久之丞土方八十郎本多弥八郎細井学右衛門▲久留十右衛門永見健次郎松平上野介
▲御勢子小屋場操出掟書
一於小屋場当月暁八半時木戸にて一ばん貝吹候間右にて一同食事いたし
馬皆具等ととのへ腰兵糧用意有之べく候事
一二番貝吹出候ハハ銘々小屋前へをし出し小屋之方へ片寄して人数たむろ致
罷在くり出しの左右相伝罷あるべく之事
但家来不相更くふう可致之騎馬の面々御付のもの一人ツツ小屋場前へ
乗出し候までハ付置くるしからず之事
一明六時前三番貝吹候ハハをひかけ騎馬の面々南の方木戸より騎馬ミち返り
乗出し可申候事▲四番貝にて両御番駈騎馬の面々御書院番御小性組ト
組合御番順ニのり出し南の方木戸より騎馬道返乗出し可申候事
一五番貝にて御先手御持百人但し立場順々操出シ南之方騎馬道通り可罷越之事
一六番貝にて三御番歩行勢子立場順々操出し西のかた木戸口より歩行ミち
通罷越へく候事▲七番貝にて御徒方小十人新御番ト立場順々操出し之事
中奧御小性中奧御番ハ惣御勢子くり出し候あとより歩行ミち通り罷越
申べく候事▲御道筋大手より常盤橋本町通両国より御乗船千住より御上陸水戸街道より小金原
禁売買"		

将軍関係 N016

鹿狩の図(仮)

不明 23×34.5

		
"将軍御大業より天下の臣民
まつりを泰山の安きにおくもこれ
まつりごと正しく明君 大徳
■いにミちあぶれ
教化あつくして
いたらぬ
くまもなけれハ
人心きんちよくにして
士ハふげいに
はげミ農工商ハ
産業ニおこたらず
忠信孝貞の道を守り
その順行さらに
尭舜のせいたい
にまされり茲に
{以下欠} "		

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