痴遊文庫
痴遊文庫(伊藤痴遊)


 講談師、政治家の伊藤痴遊(いとう ちゆう、本名:仁太郎 にたろう、1867-1938)の旧蔵書です。 文学、歴史に関する通俗読み物を中心とする和書約1,300冊からなり、明治期の民衆思想・文化研究のための貴重な資料です。
 一般図書に混配されていますが、東京大学OPACで文庫区分「痴遊文庫」にて検索集合を作ることができます。


伊藤痴遊について
 伊藤痴遊は横浜で生まれ、小学校卒業後は独学し、1881年自由党に入党。星亨(ほし とおる、1850-1901)に師事し、壮士として活躍しました。 1886年の静岡事件や翌年の秘密出版事件に関与し、軽禁固などの刑を受けました。1887年頃から政治講談を行うようになり、明治維新の偉人伝や政界の裏話などで人気を集めました。 東京府会議員などを経て、1928年と1932年に衆議院議員に当選。話術向上のための話術倶楽部を創設し、1935年に『痴遊雑誌』を創刊しました。
 伊藤痴遊は日本放送協会(NHK)で講談師として活躍していた時期があり、NHK放送文化研究所の資料室を通じて、旧蔵書の一部が寄贈されました。


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